こんばんは!
本日は新築時に節約したこと第2弾です!
一番気になるであろう結論を最初に申しますと、今回の節約効果は約10万円です。
それではいってみましょう!
登記を自分でやってみる
そもそも登記って?
登記とは、
不動産登記とは、不動産(土地・建物)の物理的現況及び私法上の権利関係を公示することを目的とする登記で、取引の安全を保護するのに役立つ(公示力)。不動産の物理的現況を公示する「表示に関する登記」と、権利関係を公示する「権利に関する登記」の2種類に分かれる。
登記には色々な種類がありますが、今回お話するのは新築時に行う建物表題登記と所有権保存登記についてです。
それぞれをざっくり説明すると
建物表題登記:新築した家は法務局が管理する建物台帳に記載がない状態で、世の中に存在しない建物となっていますので、必要書類を提出し建物の所在地、構造、床面積等を登録する行為です。
所有権保存登記:建物表題登記時にも所有者を記載しますが、まだ公的には認められていないので、必要書類を提出し所有者として登録してもらう行為です。
もっと簡単に書くと、
家を建てたら法務局に家建てたよーとお知らせして、持ち主は私ですよーとお知らせする感じですね。
この他にも土地に関する登記、抵当権に関する登記がありますが、それらの登記は取引先や銀行が嫌がる可能性があるので今回の話では割愛します。(私も司法書士にお願いしました。)
自分で登記を行った経緯
家を建てる話を職場内でした時に、先輩から
「俺は自分で登記したよー」
と聞いたのがきっかけです。
当時、登記は司法書士にお任せするものだと思っていたのでその話は眉唾ものでした笑
翌日、その先輩が参考にした本を職場に持ってきてくれました。早速、読んでみたところ、小説風というのかストーリーがあってすごく分かり易かったので、
自分もやってみようかな!と思ったのがスタートです。
その時に実際に読んだ本がこちらです。
滅失登記から色々載っていますが、必要な部分をピックアップして読むだけで十分事足ります。
資料としてはこの一冊だけで十分でした^^
私が使ったこの資料は、現在後輩に引き継がれています笑
実際にやってみた感想
率直な感想としては、
簡単すぎるとは思わないが、決して難しいとも思わない
です。
普通に社会で働いていたら余裕でこなせる内容かと思います。
心配性の私は、届け出る日が近づくと何となくソワソワしていましたが、終わってみればこんなものかという感じでした。
平日に申請に行くのがちょっと面倒なくらいですかね。
厚めで面倒そうな書類は工務店が用意するものなので実質自分で用意する書類は結構少ないです。
今回の記事を読んで自分で登記をやってみようと思う方のために作業量(提出書類)を可視化すると、
建物表題登記では、
- 建築確認通知書
- 工事完了引渡証明書
- 検査済証
- 住民票の写し
- 建物図面と各階平面図
- 建物表題登記申請書
- 建物の位置を示した地図
所有権保存登記では、
- 住民票の写し
- 住宅用家屋証明書
- 登記申請書
青字は施工業者が用意するもの
赤字は自分で用意するもの
これだけです。
赤字だけを見ると結構簡単そうじゃないですか?
自分は図面が少し面倒だよと聞いていましたが、
これも施工業者が書いた図面を見ながらスケールで線を引くだけなので簡単でした。
これで約10万円浮くなら安いものです。
以上が新築時に節約したこと第2弾でした!
第1弾と同じく節約効果は約10万円ですが、肉体的な労働を伴わない分こちらの方が私は楽に感じました。
第1弾の記事はこちら
聞くところによると、
昔の人は家を建てたら自分で登記するのが普通だったようで、いつの間にかその風習が廃れたみたいですね。
自分で登記をしたからといって、さらに家に愛着が湧くということはありませんが、
お金の節約ができる、法律の一部を理解することができる
この2点について自分でやる価値があるかなと思います^^
やろうと思えば誰にでもできる内容なので、これから家を建てる方は是非チャレンジしてみては如何でしょうか?
それでは本日はこのへんで!